 公民館併用  湯船ひとっつ  浴場のわきを流れる羽根沢川。清流。 |
山形県新庄市のお隣り、最上郡鮭川村の山の中にある羽根沢温泉。 こじんまりと静かな温泉街で、「こりゃぁ田舎だねぇ。日本人の心の原風景ってのはこんな感じだべなぁ」とばかりに和み度は極大。 例えば不倫のカップルが、ひと目を偲んで訪れる、あぁ・・・なんてのにピッタリ。いや別に不倫に限らなくてもいいんだけど。 ・施設 羽根沢地区の奥まったところ。地域の多目的集会所に併設された浴場。どでかい駐車場あり。 浴建物の横、川沿いに面した部分に地味な入り口があり。 大人２００円 子供１００円 無人なので料金箱式 ８：００時〜１８：００時(4/11〜10/31) ８：００時〜１７：００(11/1〜3/31) 一般の入浴は日中のみ。夜間は地域の住民専用となりますのでご注意あれ。 ・お湯 浴室は極めてシンプル。３人も入るといっぱいになる程度の浴槽が一つあるだけ。 共同浴場然とした風情が、なんともいいねぇ。そこにちょろちょろとかけ流しのお湯がある。けっこう熱め。素晴らしいじゃないの。 「ゴタゴタした休憩所だの、ジャグジーだの、うたせ湯だの、露天風呂だのさ、そんなものがなくたって、いいお湯はった湯船がひとつあるだけで、人間てぇものは幸せになれるんだよぉ。なぁサクラ」とおいちゃんはねぇ、思うんだよ。 源泉名 羽根沢温泉 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 源泉温度４７．２℃ ＰＨ８．４ 灰色のように見える濁りのあるお湯。白と黒の湯の華あり。つるつる感あり。あわつきなし。 塩味と卵味と炭酸味と有機物系の混じったようななんとも微妙なお味。臭いも、アブラ臭を基本に硫黄臭と有機物臭をまぜたような微妙な臭い。 肌を包み込むような、タポンとした泉質。トロトロなわけでもないのに、とろみを感じてしまうほど。こりゃぁいいお湯だねぇ。 ・感想 ここは名湯であります。個人的に気に入ったです。（Ｈ１８．８．１２） |
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